八事五寸にんじん
あいちの伝統野菜「八事五寸にんじん」
大正8年名古屋市天白区の農家が東京の種苗会社より三寸にんじんの種を購入し、その種から収穫し、選抜された8本のにんじんがルーツとされています。
昭和初期には東京や大阪にも出荷され、香港にも輸出されるほどの人気でした。
愛知県の伝統野菜に認定され広く知られるようになりましたが、現在では生産者の高齢化に伴い、幻のにんじんとなっています。
八事五寸にんじんは長さ五寸で色が濃く、芯が細いという特徴に加えて肉質が良く甘みが強いです。
←頭はくりあじかぼちゃ、体は八事五寸にんじんをあしらっています。